pnpm CLI
npm との違い
npm とは異なり、pnpm はすべてのオプションを検証します。 例えば、 pnpm install --foo
は --foo
が不正なオプションであるため、 pnpm install
は失敗します。
ただし、一部の依存パッケージは、CLI のオプションから設定される npm_config_
環境変数を使用することがあります。 この場合、次の選択肢があります。
- 明示的に環境変数を設定:
npm_config_foo=true pnpm install
- 不明なオプションを
config
で強制:pnpm install --config.target_arch=x64
オプション
-C <path>, --dir <path>
現在の作業ディレクトリの代わりに <path>
でpnpm が起動されたかのように実行します。
-w, --workspace-root
現在の作業ディレクトリではなく workspace のルートディレクトリから起動されたかのように pnpm を実行します。
コマンド
詳細については、個別の CLI コマンドのドキュメントを参照してください。 以下は、簡単な npm との対応表です。
npm のコマンド | pnpm で同等のコマンド |
---|---|
npm install | pnpm install |
npm i <pkg> | [pnpm add <pkg> ] |
npm run <cmd> | [pnpm <cmd> ] |
未知のコマンドが使用されると、pnpm は指定されたコマンドと同じ名前を持つスクリプトを検索します。例えば、 pnpm run lint
は pnpm lint
と同じです。 指定された名前のスクリプトがない場合、 pnpm はシェルスクリプトとしてコマンドを実行します。 これにより、pnpm eslint
のように実行できます。 (pnpm exec を参照してください。)